人気急上昇!ラジカル塗料とは?
ここ数年で非常に人気が高まっている塗料があります。それは、ラジカル塗料というもので、現在では多くの塗装工事に使われています。そこで、今回は今大注目のラジカル塗料について徹底解説していきたいと思います。
■ラジカル塗料の基本情報
ラジカルとは、酸素や紫外線、水などが顔料に接触する事で生まれる劣化因子です。塗装が劣化してしまう大きな原因の1つにラジカルの発生があります。そこで、ラジカルを発生させないように作られた塗料がラジカル塗料になります。
■ラジカル塗料のメリット・デメリット
ラジカル塗料のメリットは品質が高く低価格であることです。これまでの塗料の中で最も品質が高かったのはフッソ塗料でした。しかし、フッソ塗料は単価が高く多くに人は手を出せない状況でした。ラジカル塗料はシリコン塗料程度の価格でフッソ塗料に負けない品質を持っているため、非常に人気となっているのです。
一方デメリットとしては、まだ扱ったことがある業者が少ないため、ラジカル塗料を使って塗装工事をしてくれる業者を探すのが難しいという事が挙げられます。
そのため、ラジカル塗料を扱って工事したことがある業者は非常に貴重な存在だと言えます。
外装工事に欠かせないアイテムは塗料です。塗料は私たちの身の回りにある物ではないため、どういった基準で塗料を選んでいるのか知らない方も多くいると思います。そこで、今回は外装塗料の選び方を解説していきます。
■外装塗料の種類と価格は?
外装塗料は主に5種類のものがあります。それぞれ耐用年数や価格が異なります。あくまで目安になりますが、塗料の種類と価格について以下の表にまとめました。
|
価格(1坪) |
耐用年数 |
アクリル |
15.000円 |
6年 |
ウレタン |
15.000円 |
7年から10年 |
シリコン |
16.000円 |
12年から15年 |
ラジカル |
17.000円 |
14年から16年 |
フッソ |
22.000円 |
15年から20年 |
価格が高いほど耐用年数も長くなっています。価格とのバランスで塗料を選ぶという方もたくさんいます。
■人気の塗料は?
先ほど紹介した5つの塗料の中でも近年人気となっているのが、ラジカル塗料とシリコン塗料です。ラジカル塗料は比較的新しい塗料で、次世代塗料とも言われています。どんな壁材にも対応するということで、非常に人気が高まっています。
そのため、現在では塗装工事の7割程度がラジカル塗料を使って行われています。そして3割がシリコン塗料で行われており、ラジカル塗料とシリコン塗料の2強時代だといえます。
同じリフォームでも、内装リフォームと外装リフォームだったら内装リフォームの方が必要だと考えている人は多いと思います。しかし、実際には外装リフォームの方がより重要に考えなければいけません。今回は、外装リフォームの1つである塗装工事がなぜ必要なのか解説していきます。
■建物の保護
建物は常に雨・風・紫外線・太陽光の影響を受けています。そのため、日々確実に劣化しています。塗装工事を行うことで、建物の表面上に塗膜という膜ができます。この塗膜が自然環境から外壁を守る役目をしているのです。定期的に塗装工事を行い塗膜を劣化させないのが望ましいです。
■建物を美しく見せる
外装は建物の美しさを表すものです。みなさんも外装がきれいな建物を見るときれいな家だなと判断するのではないでしょうか?
外装は時間が経過すれば確実に劣化します。そのため、定期的な外装工事で建物をきれいに保ち、周囲からきれいな家だなと思ってもらえるようにしましょう。外装を変えれば今まで住んでいた家とは思えないほど印象が変わり、また新たな気持ちで生活を始められるはずです。
福岡県中間市で外装工事を検討中の方は、豊富な実績を誇る永富塗装工芸に見積もり相談してみてくださいね。
家の中はリフォームなど行いきれいにしているという方は多いかもしれませんが、家の外壁のリフォームにはなかなか手が回らないという方が多いのではないでしょうか?
最初はきれいな外壁でも、時間の経過に伴って色落ちしてしまうということはよくあります。
外壁はその家の雰囲気を決めるものであり、自分の家をどうみせるかの大切な要素になります。
■外壁塗装の寿命とは?
外壁塗装の寿命は塗料の耐用年数によって異なります。例えば、アクリル系塗料の場合4年から7年、シリコン系塗料の場合8年から15年、そしてフッ素系塗料の場合は15年から20年くらいだと言われています。
これはあくまでも目安になりますが、だいたいこのくらいだと覚えておいてください。
■外壁工事の費用は?
外壁費用の相場は建物の大きさによって異なります。
以下が大きさ別の相場になります。
20坪 50万前後
30坪 65万前後
40坪 90万前後
50坪 105万前後
60坪 120万前後
一戸建ての場合は少なく見積もっても60万円くらいが相場です。
費用には、人件費、材料費、足場の費用、運営費などが含まれています。デザインなど凝ったものになるともう少しかかるでしょう。
家の外壁は家の印象を決めるうえで重要な役割を果たしています。
家の外壁が色落ちてしまって老朽化しているというかたはぜひ外壁のリフォーム工事を行ってください。
昨今のリフォームブームにより、古くなった自宅を改めて見て、壁面の汚れやひび割れなどが気になり始めた方々も多いと思います。
なるほど、塗装が汚れると建物全体が古ぼけて見えたりするので、いかにも価値が落ちてしまった印象を受けてしまいます。
恐らく、これは例えば不動産的な価値にも少なからぬ影響を及ぼすものだと思われます。
と言うのも、不動産の査定の方法はいろいろありますが、
その査定方法の有力な一つの方法に、貸した時などに得られる「収益」で査定する方法があるからなのです。
そうなると、当然ながら、建物の価値を維持することが一つのポイントとなりますが、
先に挙げた「建物全体の古ぼけた感じ」を拭い去る手段として、最初に考えられるのが外壁塗替えです。
外壁塗装は、建物の外観を美しくする効果が第一に挙げられますが、その外にも、細かいヒビなどを埋めたりする効果もあります。
また、最近は塗料の性能も上がって来ていますので、「汚れを付きにくくする」性能や、更には「太陽光の熱の成分を遮蔽して、光熱費のコストダウン」を狙う塗料、そして光触媒を応用した「自分で汚れを落とす塗料」などもあります。
今の外壁塗装工事は、単なる塗替えだけでなく、施工への「こだわり」によって、いくつもの付加価値を付けることが可能です。
そして、それは建物を長く新しい状態にしてくれることでしょう。
住宅の外壁塗り替えを考えると、塗装は壁の防水にも非常に関係して来ることが分かります。
ですから防水リフォームを検討するときは、外壁塗装もワンランク上の塗料を考えたいものです。
壁の防水リフォームは住まいを保つ為には是非必要なのですが、防水の部分には、意外なほどに外壁の塗装の品質が大きく関わって来ます。
例えば、外壁塗装の品質や状態等で、外壁材の老朽化に関係して来るからです。
住宅の外壁部分は直射日光や風雨に直接当たってしまうので、その影響で細かいひび割れ等のダメージを受けることがあります。
これを守るのが塗装です。
塗装によって出来る塗膜は非常に薄いのですが、直射日光や風雨から外壁部分を守ります。
ところで、この外壁塗装にも使う塗料によって「グレード」が出てきます。
そして、高いグレード程、直射日光や風雨にも強く、耐用年数も長くなっています。
そして、その耐用年数の差は、年単位で違って来るのです。
そう考えると、外壁の防水の寿命にも塗装は関係して来るとも言えるでしょう。
塗装が外壁を守り、そして防水を守るからです。
ですから、外壁の防水リフォームの際にはグレードの高い塗装が推奨されます。
建物を新しい状態で保つだけではなく、防水を見据えて外壁塗装にはグレード高い塗装をしましょう。